火災報知器から音がする原因は?電池切れのサインと10年交換の必要性 2026:01:07:11:43:38
2026.01.07 【今日の国実】
火災報知器から「ピーピー」音がする!その原因とは

火災報知器から「ピーピー」音がする!その原因とは
「家のどこかからピーピーと音がしている...」 「夜中に突然、電子音が鳴り始めて怖い」
こんな経験はありませんか?
先日、お客様から「家のどこかから音がしていて原因が分からない。ずっと鳴っていて怖いので調べてほしい」というご相談をいただきました。
すぐに点検に伺ったところ、音の正体は火災報知器(住宅用火災警報器)の電池切れを知らせる警告音でした。
実はこのようなご相談、非常に多いんです。火災報知器は電池残量が少なくなると、定期的に「ピッ、ピッ」という電子音を鳴らして交換時期を知らせます。天井に設置されていることが多いため、「どこから鳴っているか分からない」「何の音か分からなくて不安」という方が少なくありません。
火災報知器の警告音の特徴
- 一定間隔で「ピッ、ピッ」と鳴る
- 数十秒〜数分おきに繰り返される
- 火災の警報音とは異なる短い電子音
この警告音が鳴っている間は、火災を感知する機能が正常に働いていない可能性があります。
住宅用火災警報器の設置義務について
なぜすべての住宅に設置が義務付けられているのか
2006年の消防法改正により、すべての住宅に火災報知器の設置が義務付けられました。その理由は以下の通りです。
住宅火災での死者数が圧倒的に多いため
- 火災全体の出火件数:住宅火災は約3割
- 火災による死者数:住宅火災で約7割を占める
早期発見が生死を分けるため 火災は初期段階での発見が最も重要です。炎が天井まで達してしまうと、一般の方が消火器で対応するのはほぼ不可能になります。
設置効果が実証されているため 火災報知器を設置している住宅のデータ:
- 死者数:約半減
- 損害額:約半減
- 焼損床面積:約6割減
このような高い効果が認められたため、法律で設置が義務化されています。
火災報知器の寿命は10年|交換時期の目安
耐用年数が10年とされる理由
総務省消防庁や日本火災報知機工業会は、火災報知器の寿命を約10年としています。
電池の寿命 多くの住宅用火災警報器は内蔵電池式で、電池寿命は約10年です。
電子部品の経年劣化 電池を新品に交換しても、センサーや内部回路などの電子部品が劣化します。経年劣化により、感知精度の低下や誤作動、不作動のリスクが高まります。
なぜ本体ごと交換する必要があるのか
火災報知器は24時間365日、休みなく作動し続けている機器です。
長期間の連続使用により:
- センサーの感度が低下する
- 電子部品が劣化する
- 火災時に正常に作動しないリスクが高まる
「まだ音が鳴るから大丈夫」と思われるかもしれませんが、最も危険なのは**「設置されているが機能していない」状態**です。
火災が発生した際に警報が鳴らなければ、初期消火や避難が遅れ、命に関わる事態につながります。
火災報知器の交換・点検方法
設置年月日の確認方法
火災報知器本体の側面や裏面に、製造年月日が記載されています。
確認手順:
- 火災報知器を天井から取り外す
- 本体の側面または裏面をチェック
- 製造年または設置年のシールを確認
10年以上経過している場合
製造年から10年以上経過している場合は、早めの交換をおすすめします。
交換が必要な火災報知器の症状:
- 定期的に電子音が鳴る(電池切れの警告)
- 設置から10年以上経過している
- テストボタンを押しても反応が鈍い
- 変色や汚れがひどい
まとめ|火災報知器は命を守る重要な設備です
火災報知器から音がする場合、それは交換時期を知らせる大切なサインです。
重要なポイント:
- 火災報知器の寿命は約10年
- 電池交換だけでなく本体ごと交換が必要
- 設置の有無で死者数や損害額が大きく変わる
- 警告音が鳴っている間は正常に機能していない可能性がある
ご自宅の火災報知器の設置年月日をご存じない方は、一度確認してみてください。10年以上経過している場合は、大切なご家族と財産を守るために交換をご検討ください。
火災報知器の点検・交換に関するご相談は、いつでもお気軽にお問い合わせください。




