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国実の情報マガジン「リフォーム世代マンスリー」
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■お風呂リフォーム動画の裏側

(まずは、「男たちの挑戦 6日間のお風呂リフォームに迫る」をご覧ください)


こんにちは!国実の中村です。

お風呂リフォームの動画を作りましたが、その中には時間の都合上、カットしてしまった部分や

その裏側に感じたあれこれがありました。

今回は、動画ではカットしてしまった「裏側」をご紹介します!






磨きこまれたタイル張りの浴室

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前日、お施主さまに、リフォーム前のお風呂を見せていただきました。

見事にお手入れされていて、こんなにきれいなのに、

なぜリフォームを決意されたんだろうかと、不思議でした。


お話を伺って見ると、やはりタイル張りの昔のお風呂なので、寒いとのこと。

隣町に住む息子さん家族も、
「この家の風呂は寒いから、自宅に帰って、風呂に入る」といって、
お風呂には入っていかないそうです。


この話、実は我が家も同じ状態にあり、ひそかに共感してしまいました。
夫の実家も、築25年ぐらいのお風呂で、冬は特に冷えます
お風呂も深い。
我が家のユニットバスに使い慣れてしまうと、寒いし使い勝手が悪い。


今年の年末は、息子さんたちもお風呂に入っていかれますね♪と話すと、
ご主人がとても嬉しそうに笑った顔がとても印象的でした。

(お引き渡し後、新しいお風呂を楽しんでいただけたそうです!嬉しい(*^-^*))




はつり屋のTさん

「はつり」とは、建設現場でコンクリートで作られた壁や土間などの構造物を壊したり、
形を整えるために表面を鑿で削ったりすることをいいます。
人力によって行われる規模の作業を表すことが多いです。

Tさんは、この道40年
酒とたばこをやめねえ覚悟は、できている」と笑う、
笑顔が素敵な楽しい職人さんです。
(「」は奥さん一筋なのだろうと、勝手に推測。かっこいいわ~)


Tさん、専用の道具を使ってお風呂を解体していきます


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お風呂のタイルの下は、解体してみないとわからないそうです。
特に、築30年くらいの建物は、床の下がどうなっているかわからない、
大きな石が入っていたり、土台がシロアリに食われていることも多数あるとか。

そうすると、工事の日程が押してしまったり、
その後の大工工事が必要になったりと、工期も変わってしまうのだとか。


こわす」なんて一言で片づけがちですが、実際に目にしてみると、大変な作業です。
解体作業は、大きな音振動粉塵が舞います。
ただ後方で見ていただけの私も、その後、顔も髪の毛もジャリジャリ。
作業をしている人は、どれほどなのでしょう。
作業中、砕けた小さなコンクリートが、はねます。
ゴーグルは欠かせません。
専用の道具でコンクリートを砕いていく音は、耳が痛いと感じるほど。
大きな石を粉砕する道具は重く、強い振動が作業をしているTさんに伝わります。
そんな中で、数時間、黙々とTさんは作業を続けます。
大きな石は、削る角度を何度か変え、手早く仕事を進めます。


一区切りが付き、休憩の時間になると、
ゴーグルをあげたTさんは、タオルで顔をぬぐって外へ。
先ほどまでの厳しい顔とは全く違う優しい顔で、冗談を言いながら、
おいしそうに煙草を一服ふかしていました。


はつり屋さんというお仕事も職人さんが不足しているそうです。
そのため、全国各地へ仕事に行くこともあるとか。
何かを新しく作るためには、古いものを壊すことが必ず必要です。


「大変な仕事だからよ、継がなくてもいいって言ったんだけどよ。」
Tさんの家では、息子さんもお父さんと同じ道を継いでいるのだそうです。



変わる楽しみ・別れる作業

2日目、私が行った時にはもう、昨日大量にあったコンクリートのかけらは片づけられていました。

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リフォームは、今あるものを解体し、新しいものを作ります。
解体して出たものは、確かに捨ててしまうものなのですが、
それは今までお施主様が大切に暮らしてきたものの一部なのです。

リフォームは、新しいものに変わる楽しみはあるのですが、
一方で、今まで大切にしていたものと別れる作業でもあるのですね。


工事前にお施主様が大切にしてきたお風呂を見せていただき、お話を伺い、
職人さんたちの仕事ぶりを見せていただいたからこそ、学べたことのように思います。



人力


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気温マイナス一度。日陰は一層冷えます。
大塚さんと川部さんでコンクリートをうっていきます。
バケツにコンクリートを入れて、狭い外通路を運びます。
人力
人の力で、運びます。体力のいる仕事です。




働く背中

この撮影中、私の気持ちは飛雄馬と一徹を見つめる「星 あきこ」でした。
決して、不正や手抜きを見抜くために社長から遣わされたマルサの女ではありませんよ~!
(まあ、それができるくらいの知識や経験を、早く身に着けたいとは思いますが・・。)

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ふと考えると、誰か他の人の仕事ぶりを、こうもまじまじと見せてもらえることが、
人生においてどれくらいあるのかなあ。
入院した時に見る、看護師さんとか?それも、一部だし。
働く背中を見ると、沢山のことを学ばされます。
出来るなら、子供の頃に大人の仕事する姿を見る機会があればいいのになあ。
一番は、お父さんが働く背中を見るチャンスがあればいいのに。
言葉よりもずっと多くのことを、学べると思います。



ユニットを組む


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ユニットバスは、現場で材料を組んでいきますが、各家庭に合わせた調整が必要です。
Aさんは手際よく、進めていきます。
そして何より、仕事をするのが楽しそう!
Aさんが調整した窓枠が、一度でぴったりとはまった時。
呟いた「よしっ!」の一言が、忘れられません。満足感があふれ出ている!
思わず、見ていた私も心の中で拍手!




年齢と共に


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電気工事をするため、一階と二階の間のわずかな隙間に入ります。
リビングのお風呂リモコンも、屋根裏でつながっているんです。


とある時間、電気担当の木村さんと、電気工事士経験のあるお施主様との話の一コマ。


「いやー、屋根裏に入ったりするのは、慣れているけどね。
だけど、だんだん年を取ってきたら、体が硬くなってきて、いけねえや


そんなこともあるのか。
電気工事士さん、あるある。
年を取って、メタボになったらできない仕事なんだなあと、
自分のたるんだお腹を見ながら思いました。



今回、お風呂のリフォーム工事を通じ、職人さんのお仕事ぶりを間近で見せていただきました。
ど素人の私がウロウロしていて、仕事をやりにくい部分もあったかと思いますが、
皆さん、私の初歩的な質問にも快く答えてくださいました。

そして何よりも、ご協力いただきましたお施主さまには、
心より感謝を申し上げます。
私自身も初仕事で、緊張した日々でしたが、
ご主人様と奥様の温かい笑顔に、何度も励まされました。
本当にありがとうございました。