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KUNIMI JOURNAL

今日の国実

カテゴリー (相続)

2026-10-15_相続シリーズ②_タイトル_写真版.png



「実家の相続、はじめの一歩」第2回です。今回は、相続の全体像を、3分で読める長さにまとめました。
全10回の予定は、第1回でご紹介しています。



「相続」と聞くと、むずかしそう。
でも、大きな流れは、4つの問いでつかめます。
誰が。何を。いつ。どうやって。 ここで書くのは、「将来こういう流れになる」という見通しです。


結論:相続は「誰が・何を・いつ・どうやって」の4つで見える



  • 誰が: 法律で範囲が決まった「相続人」

  • 何を: プラスの財産も、借金などのマイナスも。実家は不動産として含まれる

  • いつ: 亡くなったときに始まる

  • どうやって: 話し合い → 名義の変更など → 必要なら税金の手続き


相続とは? ひとことで言うと


相続とは、亡くなった人の財産を、家族などが引き継ぐことです。引き継ぐ人を「相続人」と呼びます。


たとえば「亡くなった親」と「引き継ぐ子ども」と考えれば十分です(配偶者がいれば、配偶者も相続人です)。


全体マップ:4つの問いで見る相続


この4つは、順番ではなく、知っておきたい問いの並びです。


2026-10-15_相続シリーズ②_図_相続の全体マップ_v6.png


問い1 誰が引き継ぐの?


相続人になれる人の範囲は、法律で決まっています。国税庁(2026年10月時点)の説明は、次のとおりです。



  • 配偶者は、常に相続人になります

  • 配偶者のほかは、順位の高い人から相続人になります

    • 第1順位: 子ども

    • 第2順位: 父母や祖父母など(子どもがいないとき)

    • 第3順位: 兄弟姉妹(子どももその上の世代もいないとき)




内縁関係の人は含まれません。同じ順位が2人以上なら、全員が相続人です。
子が先に亡くなっていれば孫などが引き継ぐ、といった例外もあります。
誰が何を引き継ぐかは、話し合いや遺言で変わることもあります。くわしくは専門家に。


問い2 何を引き継ぐの?


引き継ぐのは、プラスの財産だけではありません。
民法896条(e-Gov法令検索、2026年10月時点)には、相続人は亡くなった人の権利と義務を引き継ぐ、と書かれています。
つまり、次の両方です。



  • プラス: 預貯金、実家の土地や建物(不動産)など

  • マイナス: 借金、ローンなど


問い3 いつ始まるの?


相続は、亡くなったときに始まります(民法882条・e-Gov法令検索、2026年10月時点)。
だから、元気なうちに考える意味があります。


問い4 どうやって進むの?


大まかな流れは、3つの段階です。



  1. 話し合う: 誰が何を引き継ぐか、家族で決める

  2. 名義を変える: 実家のような不動産は、持ち主の名前(名義)を変える

  3. 必要なら、税金の手続き: 財産の額によっては、相続税の手続きが必要


あくまで大まかな一例で、期限の順ではありません。遺言がある場合は、流れが変わることもあります。


期限のある手続きも、あります


亡くなった後には、期限のある手続きがあります。今は、あると知っておくだけで十分です。



  • 相続放棄(引き継がない手続き)
    自己のために相続の開始があったことを知ったときから3か月以内に、家庭裁判所へ申し出る(裁判所、2026年10月時点)

  • 相続税の申告(必要な場合)
    亡くなったことを知った日の翌日から10か月以内(国税庁、2026年10月時点)

  • 相続登記(不動産の名義変更)
    原則として、不動産を相続したと知った日から3年以内。ほかの場合もあります(法務省、2026年10月時点)


制度は変わることがあります。実際の手続きは、専門家にご確認ください。


よくある質問


Q. 相続って、いつ始まるのですか?


A. 亡くなったときに始まります。ご家族が亡くなる前の今は、まだ始まっていません。


Q. 相続するのは、プラスの財産だけですか?


A. いいえ、借金などのマイナスも含まれます。引き継がない手続き(相続放棄)もありますが、期限があります。


Q. 手続きは、全部自分でしないといけませんか?


A. 自分で行うことも、専門家に依頼することもできます。判断に迷うところは、専門家にご相談ください。


次回の予定


次回の第3回は、『実家の「今」を確認しよう』の予定です。名義、建物の状態、持ち物の量を、チェックシートで見ていきます。タイトルは変わることがあります。


実家のことを、国実に相談できます


佐久市の工務店、株式会社国実(くにみ)では、実家の建物の相談に加えて、片付け・解体まで、まとめてご相談いただけます。
売却は、提携先をご紹介します。


家の困りごとからでも大丈夫。「まだ何も決まっていない」という段階から、ご相談をお待ちしています。


※この記事は、一般的な説明です。登記・税金・遺言などの個別の判断は、専門家にご確認ください。
あなたのご家庭に合う進め方を示すものではありません。


【お問い合わせ】
株式会社国実
電話: 0267-64-1822
お問い合わせフォーム: https://www.kunimi.co.jp/form/contact.html
対応エリア: 南佐久郡全域(小海町・佐久穂町など)、佐久市、御代田町、小諸市、軽井沢町


佐久市のリフォーム・外壁塗装・新築のご相談は、国実(くにみ)へ


株式会社国実(くにみ)は、佐久市を中心に、小諸市・御代田町・軽井沢町・南佐久郡で、
水まわり・外構・リフォーム・塗装・古民家再生などの工事と、新築のご相談をうかがっています。



お電話: 0267-64-1822
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「実家の相続、はじめの一歩」は、全10回のシリーズです。
第1回は、「なぜ元気なうちに考えるのか」。佐久市の株式会社国実が、やさしい言葉でまとめます。




お盆やお正月に帰省して、実家の玄関を開ける。懐かしい匂い。変わらない居間。


ふと、気づくことはありませんか。玄関の段差が、前より高く感じる。
庭の草が、手入れしきれていない。親の足取りが、少しゆっくりになった。


「この家、これからどうなるんだろう」。そう思っても、口に出すのは難しいものです。
この記事は、そんな気持ちが浮かんだ方のための、はじめの一歩です。
親が元気なうちに、実家のこれからを考える理由を、順番にお話しします。


結論:実家のことは、「元気なうち」に少しずつ話しておくと、選べることが増える



  • 実家は、現金のように分けられず、決めにくい財産

  • 元気なうちなら、親の気持ちを直接聞ける。時間があるので、選べることも多い

  • 話さないまま時間が過ぎると、選べることが少しずつ減っていくことがある

  • はじめの一歩は、大きな決断ではなく、小さな会話と、写真1枚から


実家は、なぜ決めにくい財産なのか


「実家をどうするか」が、お金の話より難しく感じられるのは、理由があります。



  • 現金のように、きれいに分けられない: 家は1つ。きょうだいで半分に、とはいきません

  • 思い出がある: 育った家には、気持ちがつまっています。売る、壊すと考えるだけで、胸がざわつく方もいるでしょう

  • 話題にしにくい: 親に「家をどうする?」と聞くのは、まるで先のことを急かすようで、気が引けます

  • 住まなくなっても、維持にお金と手間がかかる: 掃除、草刈り、風通し。離れて暮らしていると、思った以上に大変です


どれも、家族なら自然な気持ちです。決められないのは、おかしなことではありません。


「元気なうち」に考える3つの理由


理由1 親の気持ちを、直接聞ける


「この家に住み続けたい」
「いずれは小さな家に移りたい」
「あの部屋の物は、残してほしい」
親の本音は、本人にしか話せません。


元気なうちなら、気持ちを聞いて、その通りに進めやすくなります。
子どもの想像だけで決めるより、親にとっても安心です。


理由2 時間があるので、選べることが多い


住み続ける、貸す、売る、壊す。
実家の使いみちには、いくつかの選択肢があります(くわしくは、このシリーズの第5回(予定)で)。


時間に余裕があれば、迷いながら比べられます。
急いで決めなくていいのは、大きな強みです。


理由3 家族で、落ち着いて話せる


きょうだいの間でも、考えは少しずつ違うものです。
「何かあった後」より、「何もない今」のほうが、お互いの意見を冷静に聞けます。


話さないまま時間が過ぎると、何が起きやすいのか


ここでは、よくある流れを、時間の順にたどってみます。
もちろん、すべての家が同じ道をたどるわけではありません。



  1. 今(親が元気で、家に住んでいる): 気持ちを聞ける。選べることが多い

  2. 家に住む人が減る: 入院や施設への入居、住み替えなどで、親が家を離れることがあります。
    気持ちを聞くことが難しくなる場合も

  3. 空き家になる: 人の出入りがなくなり、掃除や風通しが減りがちです

  4. 傷みが進むことがある: 湿気がこもったり、雨や雪の影響が積み重なったりして、家が傷みやすくなります。
    片付けや修繕に、手間も費用もかかりやすくなるかもしれません

  5. きょうだいで、意見が分かれることも: 親の気持ちがわからないまま話し合うと、結論を出しにくくなります


進むほど、選べることが少しずつ減っていく。そのイメージです。


2026-10-14_相続シリーズ①_図_時間とできることの変化_v5.png


ここで大切なのは、「早く決めなくては」と焦らないことです。
決めなくても、話すだけで十分。話しておけば、いざというときの迷いが減ります。


今日からできる、小さな一歩3つ


大きな話し合いは、必要ありません。まずは、ここから。



  1. 実家の気になる所を、写真に撮る
    帰省のついでに、スマホで1枚。段差、庭、水まわり、屋根まわり。
    気になった所を記録しておくと、あとで家族や専門家に伝えるときに役立ちます。

  2. 親に「家で困っていること、ある?」と聞く
    「どうするの?」ではなく、「困っていない?」から。
    寒さ、段差、お風呂、庭の手入れ。暮らしの話なら、構えずに話してもらえます。

  3. きょうだいに「実家のこと、一度話そう」と声をかける
    結論はいりません。電話やメッセージで、「そろそろ、話してみない?」と送るだけでOK。


よくある質問


Q. いつから考え始めればいいですか?


A. 「思い立ったとき」が、始めどきです。決まった時期はありません。
  親が元気で、家族に時間の余裕があるうちほど、選べることが多くなります。


Q. 親に、実家の話を切り出しにくいのですが......。


A. 「家をどうする?」と聞かず、「家で困っていることはない?」から始めるのがおすすめです。
  段差や寒さなど、暮らしの話題なら自然に話せます。切り出し方は、このシリーズの第4回(予定)でくわしくお伝えします。


Q. 何から始めればいいですか?


A. まずは、実家の気になる所を写真に撮ること。
  次に、親に困りごとを聞くこと。この2つなら、今度の帰省でできます。


このシリーズの予定(全10回)


「実家の相続、はじめの一歩」は、全3部・全10回の予定です。
タイトルは予定のため、変わることがあります。公開できたものから、順にお届けします。


第1部 なぜ今なのか
- 第1回 元気なうちに考えるのはなぜ?(この記事)
- 第2回 相続ってなに? 3分でわかる全体マップ
- 第3回 実家の「今」を確認しよう


第2部 家族で決める
- 第4回 実家の話、いつ・どう切り出す?
- 第5回 実家の使いみち、4つの選択肢
- 第6回 空き家になるとどうなる?


第3部 今からできる備え
- 第7回 住み続ける家の備え
- 第8回 生前整理・片付けの進め方
- 第9回 売る・壊すを考えるときの目安
- 第10回 誰に相談すればいい?


実家のことを、国実に相談できます


株式会社国実(くにみ)は、佐久市の工務店。
実家の建物の相談に加えて、片付け・解体まで、まとめてご相談いただけます。
売却は、提携先をご紹介。連携できる司法書士・税理士がいます。


「寒い」「段差が気になる」といった、家の困りごとからでも大丈夫です。
「まだ何も決まっていない」という段階こそ、ご相談をお待ちしています。


※この記事は、一般的な説明です。登記・税金・遺言などの判断は、専門家の領域です。
 制度は変わることがあるため、くわしくは専門家にご確認ください。
 また、あなたのご家庭に合う進め方を示すものではありません。


まとめ



  • 実家は、現金のように分けにくく、思い出もあるため、決めにくい財産

  • 元気なうちなら、親の気持ちを聞けて、時間もあり、家族で落ち着いて話せる

  • 話さないまま時間が過ぎると、住む人がいなくなり、家が傷むなど、選べることが減っていくことがある

  • はじめの一歩は、写真1枚、「困っていることある?」の一言、きょうだいへの声かけ


実家のこれからを、一緒に考えてみませんか。
次回は、相続の全体像を、やさしくお伝えする予定です。


【お問い合わせ】
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水まわり・外構・リフォーム・塗装・古民家再生などの工事と、新築のご相談をうかがっています。



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